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 相続放棄の申立件数が増えているようです。相続の放棄をした者は、その相続に関しては相続人とならなかったものとみなされます(民法939条)が、相続の放棄をした者が相続財産の管理をしている場合には、他の相続人や放棄によって新たに相続人となった者が相続財産の管理を開始できるまでの間、自己の財産におけるのと同一の注意をもって、相続財産の管理を継続することになります(民法940条1項)。
 ここで問題となるのが、相続人の全員が相続放棄をしてしまった後の、相続財産の管理責任です(特に不動産)。引き継ぐことができる相続人がいませんので、家庭裁判所に相続財産管理人の選任申立てを行い、選任された相続財産管理人に相続財産を引き継ぐ方法が考えられますが、申立時に数十万円から百万円程度の予納金が必要となります。相続財産管理人の選任申立てを行わない場合、管理だけを継続しなくてはならなくなりますので、特に相続財産に不動産がある場合は、専門家に相談してから相続放棄をすることをお勧めいたします。